腰痛持ちの私にぴったり合う、
マットレスの選び方って?
編集スタッフ 齋藤
産後の腰痛を、どうにかしたい……
以前からずっと気になっていた、日々の腰痛。それは産後さらにひどくなり、マットレスを買い足したものの、身体に合わないためか起きるたびに「イタタタ……」と腰を抑える朝が続いていました。
身体に合ったマットレスは、睡眠の質を整えるだけでなく、腰の痛みの改善にも効果的と聞いたことはありましたが、いざ取り入れるには納得できる理由が欲しいのが本音。
そこで、前編は、nishikawaの眠りのプロでもあるスリープマスター・杉原桃菜が、日常生活で取り入れられる腰痛改善法や、敷き寝具の役割についてご紹介しました。
続く今回は、眠りの環境を整えるnishikawaの商品が手に取れるだけでなく、より良い眠りのためのアドバイスも受けられる「&Freeショップ 日本橋西川店」へ来店。
斎藤さんをはじめ、日々腰痛に悩まされている方にもぴったり合う敷き寝具を探すべく、マットレス選びについてご案内します。
日々の気がかりである腰痛が和らいだら、きっといつもの日常を、もっともっと気持ちよく過ごせるはず。期待が膨らみます。
自分に合ったマットレスは、どう選ぶ?
世の中には様々な素材・タイプのマットレスがたくさん。種類がありすぎて、何が自分に合うのか分かりませんでした。
杉原:
「マットレスに共通して求められる条件は『寝姿勢をキープし、体圧が分散されること』。でも、その両面を叶えるものは意外にも少ないんです。
例えば、柔らかいものを選ぶと、お尻など重い部分が沈み込んで腰痛につながることがあります。一方で、硬すぎるものを選ぶと、肩やお尻など出っ張っている部分に圧がかかり、身体が痛くなることも……。
でも大丈夫。適度な硬さとクッション性を持ったおすすめのマットレスがあるんです」
多くの人にフィットする
「ウレタン素材」のマットレス
杉原:
「『&Free(アンドフリー)』のマットレスは、クッション性が良く、程よい硬さがあるウレタン素材。
この素材の、形状を変化させやすい特性を生かし、私たちは独自の凸凹構造をした敷き寝具を開発しました。
身体を、面ではなく『点』で支えるから、体圧を分散して血行不良を防ぎ、寝返りもしやすいんです」
杉原:
「このマットレスは、体圧を分散させるクッションとなる『凸凹部分』と、寝姿勢を保持する『ベース部分』が立体的に組み合わさる4層構造になっています。そのおかげで、仰向けも横向きも快適さを保ちます」
杉原:「独自の凸凹構造を持ったウレタン素材のマットレスが、使う人の身体のラインに合わせて、立ったときの自然な姿勢に保ってくれます」
体格を元にマットレスの硬さを選ぶ
「&Free」のマットレスはハードとレギュラーの2タイプ。適切な硬さは、身長体重だけでなく、筋肉のつき方によっても変わるのだそう。
杉原:
「nishikawaでは体格がしっかりしている人は、しっかり身体を支えられるハードタイプ、一般的な体型〜華奢な人にはレギュラータイプをおすすめしています」
店舗で試すときには
「横向き寝」が必須!
マットレスを検討するときには、ぜひ実際に寝てみてほしい、と杉原さん。このとき、仰向けだけではなく「横向き」も体験することがとても大事だそう。
杉原:
「横向きの方が、身体の出っ張りが出るため、体圧が集中しやすく、血流が悪くなりがち。
また、私たちは一晩に20〜30回寝返りを打ちます。寝返りで身体の向きを調節しながら、血行の悪化や、体温上昇を防いでいるんですね。
仰向け、横向きのどちらも身体のラインにフィットすることは、適度な寝返り回数を促すことにも繋がります」
寝たときにマットレスとの間に自分で手を入れてみて、仰向け、横向きどちらの時も、隙間ができていなければバランスよくフィットしている証だそうです。
2019年3月11日~に「北欧、暮らしの道具店」にて掲載
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