西川チェーンって
どんな店?
「コミュニケーション」と「体感」を
カタチに。
香川県観音寺市
「寝心地ラボ+ by ふとんのせいぶ」
お店紹介編
香川県の南西部、瀬戸内海に面した観音寺市豊浜町にお店を構える「ふとんのせいぶ」。創業121周年のタイミングで店舗を全面リニューアルされ、「寝心地ラボ+ by ふとんのせいぶ」として装い新たに躍進する姿を取材しました。
西部製綿株式会社
寝心地ラボ+ by ふとんのせいぶ
代表取締役/石川克幸
- 住所
- 〒769-1604
香川県観音寺市豊浜町箕浦甲2424 - 電話番号
- 0875-52-3234
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 水曜
前回のインタビュー記事はこちら
「コミュニケーションを大切にしたい」そんな想いから踏み切った店舗改装
時代の流れとともに商品や販売方法、レイアウトの変更など試行錯誤しながら運営してきた「ふとんのせいぶ」。
ただし今はインターネットで簡単にモノが買える時代。「実店舗で買うメリットは何か」を考える中で生まれたのは、ずっと大切にしてきた「コミュニケーション」と「体感」をカタチにしたいという想いでした。
理系スタイルな2人が名付けた屋号は「寝心地ラボ+(プラス)」
社長(ご主人)・店長(奥様)ともに前職は化粧品研究員。「正しいことを正しく使える」「論理的な説明をする」ことをモットーとしています。お客様からも「こんなに分かりやすく詳しい説明は、他のお店では聞いたことがない。」とお褒めいただけるほど。
そんな理系な接客スタイルもあり、付けた屋号は「寝心地ラボ」。「+(プラス)」には「お客様の期待を上回るご提案」「単なる物売りではない付加価値のご提供」などの意味が込められています。
「実はなかなか良い屋号が思い浮かばず、AIに導き出してもらいました。笑」という裏エピソードもお聞きしました。
まずはお客様の話をお聞きする。
接客は松の木のカウンターからはじまる
ガラス張りの解放感溢れる外観の寝心地ラボ+。店内へ足を踏み入れてみると、ふわりと木材の良い香りが漂います。
中でも最初に目に入るのが中央に鎮座する大きな木製のカウンター。これは先々代が山で大切に育てた松の木を切り出して、大切に保管していたものを活用されています。
「来店くださったお客様には心落ち着く空間で、ゆっくり過ごしてほしい。」と接客スペースを広めに設計されました。
お客様が来店されると、まず松の木のカウンターでしっかりお悩みをヒアリングすることから始めます。
そのあとすぐ隣にある機材で立位体型(背中のカーブ)・体圧分散を測定します。ここでお客様の姿勢の特徴をしっかりとチェック。
ふたたびカウンターに戻り、測定結果の説明と姿勢に合った商品の提案。
気になる商品があれば、お店奥にある畳とフローリングが完備された体感コーナーで、実際に枕やマットレスをお試しいただくことができます。
お店に入ってすぐ商品。ではなく、最初にお客様のお悩みを聞き、現実的な数値を導き出したのち、身体に合った商品を提案する導線を確保する事で、納得のいく商品選びをスムーズにご提案する事が可能に。「接客スタイルは理系。サイエンス(科学)するふとん屋です。」と話す2人ならではの個性が存分に発揮された改装となりました。
「コミュニケーション」から
「コミュニティ」へ
「実店舗の強みはコミュニティの場となれること。」と話す社長。この松の木のカウンターは、お客様だけではなく家族の大切な憩いの場にも活用されているそう。息子さんは小学校1年生と4年生。誕生日やクリスマスなどは、このカウンターでホームパーティーも開催。いつも大喜びなのだそうです。
また地域密着型のイベントも企画されています。店舗奥にあるキッチンスペースでは、講師の方を招いて発酵料理教室や薬膳茶教室、紅茶教室などを開催しています。
店舗の敷地が広いことを活かし、11月と3月にはマルシェイベントを開催し、キッチンカーや息子さんが習う和太鼓チームの演奏など、とても多くの方にご来場いただき大好評。今後もこのようなイベントや教室をどんどん開催していき、地域のハブスポットにも貢献していきたいとのこと。
「これからも一店舗主義で、四国のど真ん中という地理的強みを活かして、お客様から信頼、相談されるお店であり続けたいと思います。」と社長は語ります。
寝心地ラボ+
by ふとんのせいぶ
-
住所
〒769-1604
香川県観音寺市豊浜町箕浦甲2424 - 電話番号 0875-52-3234
- 営業時間 9:00~18:00
- 定休日 水曜