福岡県/筑紫野市
福岡 太宰府エリアに来たら
寄っておきたい!
『ゑびす醤油』で
美味しいお土産探しを。
街のふとん屋さんが近所の美味しいグルメ店を紹介する『おいちい』。
今回は福岡県筑紫野市のおすすめグルメを紹介してもらいました。「寝具インテリア やない」 梁井 泰造
大正7年に祖父が創業した老舗ふとん店「寝具インテリアやない」の3代目。
入社して40年たつ今でも、寝具の専門店だからできる一歩踏み込んだ接客ができるよう心がけながら日々お客さまと向き合っている。
明治10年創業。
145余年愛され続ける老舗の醤油店
梁井さんが紹介してくれたのは、福岡県 筑紫野市の「ゑびす醤油」。
二日市八幡宮へ続く二日市中央通り商店街の中にお店を構えていらっしゃいます。
JR鹿児島本線二日市駅から徒歩5分ほど。
二日市は太宰府や二日市温泉でも有名な観光にぴったりなエリアです。
商売繁盛の神様、ゑびす様の名を屋号に掲げたお店の看板。
明治25年に現在の二日市に店舗を構えて140年以上の間、醤油を造り続けています。
寝具インテリアやないからは徒歩1〜2分ほどの場所にあります。
家庭用から贈答用まで
醤油はもちろん、お味噌やたれも販売
店内に入ると棚いっぱいに置かれた醤油をはじめ、様々な商品が並んでいます。
左手にあるケースには、塩麹、麦味噌や米味噌など複数の味噌が。
米麹と水だけで作っているという甘酒も気になります。
カゴの中には冬のこの時期に嬉しい「鍋スープ」が置いていました。
これ一つあれば具材を入れて煮るだけでおいしいスープ鍋が作れます。
「ゑびすのうまかぽん」は橙を使用しているので香り豊かなポン酢です。ラベルもかわいいですね。
そのほかにも簡単に使いやすいタレ系の商品がたくさん!
看板商品の醤油
まずは「吟上」を味わってほしい!
醤油の種類も豊富です!
ゑびす醤油 五代目の有岡竜則さんにお話をうかがったところ、九州の醤油は甘いのが特徴とのこと。
一番人気の商品は「吟上」で、旨みとコクが強く料理にも、お刺身やお肉にも合わせやすい醤油です。
これらの醤油は店内奥にある工場で製造されています。
特別に見学もさせていただきました。
火入れや加工までこの工場でおこなっているということで、工場内は醤油のいい香りで満たされていました。香りだけで醤油の美味しさが伝わってきます。
ゑびす醤油さんはOEMにも力を入れており、寿司屋やラーメン会社向けに専用の醤油やタレももここで造られています。
お土産に、縁起の良さそうな
「ゑびすさん醤油」を
思わず「かわいい〜!」と声をあげてしまう「ゑびすさん醤油」。
ゑびす様のボトルに入った醤油が愛くるしくて、ついつい手が伸びていました。
こんなかわいいボトルなら使い切っても部屋に飾っておきたくなりますね。
自分用にも贈答用にも最適なセット商品もありました。
小さめサイズなので、お試しに複数使ってみたい方にもおすすめです。
店頭に並ぶたくさんの商品ですが、家庭でもっと使いやすいようにという店主の想いから、店内のあちこちでレシピが用意されています。
「こんな料理が作れるんだ!」「美味しそう!食べたい!」と作りたい料理が具体的にイメージしやすくなって良いなぁと感じました。
醤油を買ったらいちばんに作ってみたい、かしわご飯。
他のレシピもクックパッドで紹介されています。どの料理も美味しそう!大根おろしと合わせるだけの簡単焼き肉のたれもいいなぁ・・・。
ゑびす醤油のキッチン 【クックパッドのサイトへ移動します】
先代から受け継がれた味を守り地元を支え続けているゑびす醤油さん。
ゑびす醤油さんの醤油は料理店やメーカー以外にも地元の小学校給食でも活用されているということで、店内にも生徒からの「美味しかった」の声がたくさん掲示されていました。ほかにも工場見学を開催していたりと食育にも力を入れている印象を受けました。
土日になると街歩きしている観光客も増える二日市中央通り商店街。
店頭で販売しているみたらしソフトクリームを食べながら散歩するのも楽しそうですね。
みなさんも福岡県筑紫野市を訪れた際には、是非「ゑびす醤油」でお土産探しをしてみませんか?