西川チェーンって
どんな店?

のびのびと心地良い寛ぎの空間で、眠りの悩みを解決。
愛知県碧南市
『ぐっすり快眠 FUTON わたひち』

靴を脱いでゆったり。自然の温もりが包み込む、明るく開放的な空間。

名古屋駅から電車・車で約1時間。愛知県碧南市の住宅街に立つ、一際おしゃれな佇まいの店が「ぐっすり快眠 FUTON わたひち」です。

入口の扉を開けると、まず目の前に現れるのが靴を脱ぐスペース。まるで家に帰って来たような気分でスリッパに履き替え、フロアに足を踏み入れます。

広々とした店内にはフロアを仕切る壁や柱がなく、奥まで見通すことが可能。天井も高いため、開放感抜群です。

道路沿いの壁面には、高さ7mにも及ぶ大きな窓を配置。明るい自然光がたっぷりと射し込みます。

また、床や棚、テーブルセットなどは全て木目調のもので統一。随所を観葉植物が彩り、自然の温もりに癒されます。

ちなみに、店の入り口にはちょっとした庭も。ベンチが置かれているため、通りすがりの方々が休んでいくことも多いそう。地域の憩いの場となっています。

さらに、フロアの一角で一段高い場所にあるのが、素足で寛げる和室。ベッドではなく、畳やフローリングに直接ふとんを敷いて寝ている方に向けた、試し寝スペースです。

上品な和の設えは、高級旅館の客室を思わせます。
こうした優れた店舗デザインで、高い評価を得ている「わたひち」。2013年には「へきなん都市デザイン文化賞」にて「佳作」を受賞しています。

質の高い眠りをサポートする商品を取り揃え、寝室丸ごと快適な場所に。

店内に整然と並ぶのは、マットレスや羽毛布団、オーダーメイド枕をはじめとした寝具の数々。専門店らしく幅広いラインナップが揃っており、一つひとつ実際に試すことができます。

合間で、可愛らしい敷パッドやブランケット、カバー、パジャマなどが目を引き、

柔らかな日差しが心地良い空間には、肌に優しいベビー向けアイテムが充実しています。

また、アロマや消臭・除湿グッズ、スチーマーなどのリラックス家電もラインナップ。安らぎの寝室作りに一役買ってくれそうです。

他にも、デザイン性と機能性に優れ、和みの空間を演出するギャッベ(絨毯)や、

おしゃれな婦人服、服飾小物のコーナーもあります。

タオルソムリエ厳選のタオルは、刺繍を入れてオンリーワンのギフトに。

寝具専門店ながら、タオルの品揃えには自信があるという「わたひち」。フロア中央に、色とりどりのタオルがディスプレイされています。

タオルソムリエの資格を持つ5代目夫婦が選んだ「今治タオル」を中心に、デザインやサイズ、触り心地や吸水性もさまざまなタオルがずらり。自宅用はもちろん、ちょっとした御礼や御祝など、プレゼント用に選ばれる方も多いそうです。

さらに「わたひち」では、タオルに刺繍を施すことも可能。売り場に置かれた特別な機械で、簡単に名前やイニシャルが入れられます。ひと手間加えるだけで一段と喜ばれる、特別なギフトになると好評です。

~西川チェーンの店にインタビュー~
『ぐっすり快眠 FUTON わたひち』4代目 加藤謙伊智、5代目 加藤丈一朗・なぎさ
居心地の良い空間と確かな商品・サービスで、地域の皆様の拠り所に。

創業はいつですか?

謙伊智氏明治27年(1894年)です。初代の加藤七六が「綿七(わたひち)」として、ふとん用の木綿わたを販売する綿屋を開いたのが始まりです。
3代目から現在のようなふとん屋となり、私が4代目を継承したのは昭和54年(1979年)です。

丈一朗氏代々ふとん屋なので、私も子どもの頃から将来は父の跡を継ぐものだと思っており、迷わずこの道へ。大学卒業後、静岡県にある西川チェーンのお店で修業を積み、9年前に帰ってきました。
それから間もなく、店の移転リニューアルの構想を練り始めて。7年前の5月に、この店をオープンしました。

移転リニューアルの際にこだわったポイントはどこですか?

丈一朗氏「何となく入りづらい」という雰囲気を一新すること。以前の店は、いわゆる町のふとん屋さんの造りで…。間口も狭く、昔馴染みのお客さまは来てくださっても、新しいお客さま、特に若い方にはあまり来ていただけていなかったんです。
そこで、新店舗はとにかく、明るく開放的に。外からでも店の奥まで見えるような造りを意識して、壁の一部を大きなガラス張りにしてもらいました。

そして、入り口でスリッパに履き替えていただくスタイルにしたり、「いらっしゃいませ」ではなく、「おはようございます」「こんにちは」などの挨拶でお出迎えするようにしたり。緊張感を与えず、リラックスしていただける空間づくりを心掛けました。
おかげで新規のお客さまや若いお客さまも増え、「安心して入れる店」「興味を持って入りたいと思える店」になれたのではないかと思っています。

また、後々色んな展開ができるよう、フロアを仕切るような柱や壁は取っ払って。什器もレイアウト変更のしやすさを重視し、シンプルな設計でキャスター付きにしたのもポイントです。
そのため、季節やイベント、新商品の発売などに合わせて、自由自在に模様替え。よく来て下さるお客さまにも、訪れる度に新鮮な気持ちを味わっていただけています。

お客さまはどのような方が多いですか?

丈一朗氏10代から90代の方まで幅広いです。上質な寝具を求めて、地元の碧南市にお住まいの方はもちろん、愛知県内のさまざまな場所から、わざわざお越しいただくお客さまも多いですね。
また、うちは私と妻、父がスリープマスターの資格を持っており、昨年の6月に「ねむりの相談所」となりました。それもあって、インターネットで眠りや寝具の相談ができる場所を探して、うちに辿り着いたというお客さまも少なくありません。

どういった相談が多いですか?

なぎさ氏やはり、寝つきが悪い、眠りが浅いといった不眠や、頭痛、肩こり、腰痛といった身体の不調からくる寝苦しさについてのご相談が多いです。ただ、うちが特徴的なのは、寝不足気味だと仰る若い男性の来店率が高いことでしょうか。
土地柄、自動車工場に勤務されている方が多く、皆さん日勤と夜勤が入り乱れて睡眠が不規則なんですよね。単純に睡眠時間が短いという方もいれば、8時間以上寝ているはずなのに寝た気がしない、深い眠りができないと訴える方も。
それぞれじっくりヒアリングも行いますが、より深く睡眠環境を調べる必要のある方には、1~2週間ほど活動量計(専用の計測機器)を貸し出します。白い小さな機械なのですが、これを身に付けて生活すると、寝床時間や入眠・起床時間、寝返り回数や身体の向きの変化などが細かく正確に記録され、コンピューターを通して分析、可視化されるんです。

このデータを元に、生活改善や寝室の環境改善をご提案したり、一人ひとりに合った寝具をおすすめしたりします。珍しいものだと、体内時計を調整できる、イヤホン状の特殊な機械もありますよ。

他に何か取り組まれていることはありますか?

丈一朗氏お得意さま向けに、整体のイベントを行っています。東京から招いた整体師の方にお一人ずつ診ていただき、不調な部分と改善策を提示していただくんです。
よく眠れないというお客さまに対して、寝具を変えるというアプローチだけではなく、根本的な原因解決の部分でも何かお役に立てればと思い、2か月おきに開催しています。

なぎさ氏当日は自宅で簡単にできるストレッチを教わったり、食事についてのアドバイスがもらえたり。本格的な内容で好評をいただいています。

今後の目標は何ですか?

謙伊智氏今は、不眠が社会問題となっている時代。ふとん屋として“良い睡眠”を提供することで、社会貢献ができればと思っています。

丈一朗氏これからも、お客さま一人ひとりの要望や悩みに寄り添い、最適な寝具をご提案できるよう努めていきたいです。「おかげでよく眠れるようになった」と喜んでくださるお客さまの笑顔が、私たちの何よりの喜びですから。

ぐっすり快眠 FUTON わたひち

  • 住所 〒447-0058
    愛知県碧南市住吉町2-56-8
  • 電話番号 0566-41-0206
  • 営業時間 10:00~19:00
    (定休日 火曜日)

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