西川チェーンって
どんな店?
東北屈指の歴史と規模で、
庄内エリアの眠りを徹底サポート。
山形県鶴岡市
『ふとんの池田 鶴岡店』
東北地方最大級の商品ラインナップ。
山形県の西部、庄内地方の南に位置する鶴岡市。かつての城下町の風情を色濃く残す街の一角に、「ふとんの池田 鶴岡店」があります。
広大な敷地を有し、寝具専門店ならではの幅広い品揃えを誇る同店。
さまざまな素材のふとんやマットレスもさることながら、常時50種類以上が並ぶという枕コーナーも圧巻です。もちろん、オーダーメイド枕も作れます。
ベビーや子ども向けの寝具も充実。希望するサイズに仕立ててもらえるとあって、保育園・幼稚園でのお昼寝用ふとんの需要も多いそうです。
また、タオルケットや毛布、ふとん・枕カバー、シーツといった関連商品も色々。素材、色柄、サイズが豊富に揃います。
さらに、パジャマやタオル、クッション、座布団、スリッパなど、生活雑貨も多数用意。
店内の一角に広がる、女性向けブランド下着コーナーも、同店の特長となっています。
そして一際目を引くのが、タオルの花環。こちらは冠婚葬祭で飾るためのもので、一つひとつの花がタオルでできています。
式事のあとは解体すれば皆さんに配れるという優れもの。約20年前に発売して以来、口コミで広まり地域に定着した人気アイテムです。
気軽に触れられる、試せる、体験型の店づくり。
取扱商品の多くは、お試し用としてパッケージが外された状態のものが陳列されているため、実際に触れて質感を確かめることが可能。
特に、ふとんやマットレス、枕は、実際に使って寝心地を体感できるよう、寝転がれるスペースも確保されています。店内にズラリと並ぶベッドや奥に広がる畳の間で、さまざまな商品を比較検討できるのです。
スタッフ全員が眠りのプロフェッショナル。
お店のスタッフ15名は、全員が羽毛布団診断士とピローアドバイザーの資格を保有。さらに7名は、スリープマスターの資格も取得しています。
年に数回行われる西川の展示会にはスタッフ全員で訪問。睡眠市場の動向や新商品の知識など、最新の情報を取り入れています。
その他、眠りや寝具にまつわる勉強会に参加したり、羽毛への理解を深めるためにはるばる海外の産地にまで赴いたり、積極的にスキルアップ。一人ひとりが高度な専門知識を持って、眠りについてのあらゆる悩みに応えてくれるのです。
~西川チェーンの店にインタビュー~
『ふとんの池田 鶴岡店』4代目 池田健一、5代目 池田武史
100年以上紡がれた信頼と実績を糧に、地域一番店であり続けたい。
お店の歴史を教えてください。
健一氏1916年(大正5年)2月、初代・池田勇太郎により創業しました。当初は「亀印池田製綿所」という屋号で、地域の主婦の方々にふとんの作り方を教えながら、綿の販売をしていたようです。私が先代から継いだのは1975年(昭和50年)。現酒田店は1978年(昭和53年)、鶴岡店は2011年(平成23年)にオープンしました。そして今年の2月に、息子へと代替わりしました。
武史氏もともと、店を継ぐ気は無かったんです。継ぎたいと思ったきっかけは、祖母の葬式でした。当時の葬式に500名を越す方々が弔問に来てくださり、「これほど多くの方々に親しまれた店を父の代で終わらせる訳にはいかない。祖母にも申し訳ない。」と思ったんです。
これまでの出来事の中で印象に残っている事は?
健一氏先代から引き継いだ翌年の1976年(昭和51年)、「酒田大火」と呼ばれる大規模火災が起こり、2つの店舗と倉庫3棟を焼失しました。その時、応援に駆けつけてくださった西川チェーンの仲間たちには今でも頭が上がりません。また大火の翌朝から、再興するまで手伝ってくださった東京西川(現 西川)の社員の方々の優しさも忘れることができません。
2004年(平成16年)に起きた「新潟県中越地震」や、忘れもしない2011年(平成23年)の「東日本大震災」でも、同じように西川チェーンの仲間たちで助け合ってきました。
武史氏うちは西川チェーン発足のキッカケともなった東北地方7社の寝具店の集まり「東北互研会」の頃から参加していて、先々代より仲間同士のつながりをとても大切にしてきました。災害時の援助だけではなく、例えば父も私も若い頃に他のふとん屋で修業を積んでいるのですが、そういった弟子入りといいますか実地研修についても西川チェーンの仲間同士で自然と受け入れ合う形ができているんですね。お互い、助け合い支え合って発展できるのは、西川チェーンの大きな魅力だと思います。
現在のお店の特長を教えてください。
健一氏昔から「西川さんなら間違いない」と仰ってくださる、西川ブランドのファンのようなお客さまに支えられてきました。そのご期待に応えるべく、取り扱う商品の品質にはこだわっています。上質なのは大前提として、リーズナブルなものから高級品まで取り揃え、幅広いニーズに応えられるようにしていますね。
武史氏専門店ならではの品揃えとして、最上級の逸品やあまり手に入らないような貴重な商品もできるだけ常備するよう心がけています。雪国ならではの地元ニーズに応えた商品も忘れていません。
また寝具だけでなく、関連商品や生活雑貨を多数揃えているのも特長。地域の皆様に気軽に立ち寄っていただけるお店を目指しています。
お客さまと接する上で大切にしている事は?
健一氏お客さまには買う・買わないは別として、色々な素材や価格帯の商品に触れて、試していただくことを大切にしていますね。検討いただいた結果、低価格の商品を選ばれたり、購入しないといった結論になったりしても構わないので、まずは知っていただくことを重視。そうすると、その時には必要なくても、しばらく経ってからお求めいただいたり、ご自分ではなくても旦那様やお子様にといってお求めいただいたりすることも多いです。
武史氏昔から寝具は、出産、進級・進学、結婚、退職など、人生の節目で購入するものという位置付けでした。しかし最近は、体調不良の改善や眠りの質を高めたいとご来店いただくことも増えています。こうした時代の変化に柔軟に対応できるよう、日々最新の市場や商品、眠りについての情報を収集し、売り場づくりや接客に反映。お客さま一人ひとりのニーズを的確に捉え、応えられるよう努めています。
今後の展望は?
武史氏やはり、商品をご購入いただいたお客さまが「おかげで毎日よく眠れる」「眠りに対する悩みが解消された」と言ってくださることが、何よりの励み。これまで培ってきた信頼を大切に、これからもお客さまにとって身近で頼れる店でありたいと思います。ご来店いただくだけではなく、お電話いただければご自宅まで伺い、商品配達からセッティング、古いふとんの引き取り、お使いの寝具の状態チェックまで可能な限り対応。もちろん、ご購入後のアフターフォローもしっかりとさせていただきます。ぜひお気軽に、ご相談・ご来店いただきたいですね。
※ここでご紹介したサービスはこの店舗で行われているものですので、すべての店舗で行われているわけではありません。
ふとんの池田 鶴岡店
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住所
〒997-0046
山形県鶴岡市みどり町13-23 - 電話番号 0235-29-1808
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営業時間
10:00~18:00
(定休日 水曜)