FAQ
よくあるご質問
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Q.良い睡眠によるアンチエイジング効果とは?
A.睡眠中の体内では様々なホルモンが活動して、身体のメンテナンスを行っている。その中の一つである成長ホルモンは、壊れたり、古くなったりした細胞を再生する働きがある。睡眠不足になるとニキビや吹出物、目の下のクマなどができてしまう原因は、肌代謝(ターンオーバー)が乱れるからである。健康な肌は約28日周期で新しい肌に生まれ変わりますが、この周期が遅れると、古い角質が残ったまま肌の表面が固くなりシワやくすみの原因になる。成長ホルモンとは、日中の肌のダメージの修復や新陳代謝活性化をする働きを持つ、美容と健康に欠かせないものである。
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Q.睡眠環境の最適な明るさは?
A.眠るときの明るさとしては、0.3~1.0ルクス程度がいいとされています。1.0ルクス以下はほんのり何かが見える程度の明るさです。30ルクス(うす暗い部屋)以上の明るさの照明がついたままだと、睡眠の質を悪化させる原因となります。光源が直接目に入ると眠りを妨げるので、基本的には消灯することが望ましいですが、不安な場合は足元灯などの間接照明の使用がおすすめです。また、スマホ等の液晶画面から発せられるブルーライトはメラトニンの分泌を抑制し、脳を覚醒させる作用があるので、就寝前の使用には注意しましょう。
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Q.睡眠環境の最適な音は?
A.外の騒音が室内に入ってこないように、雨戸、二重サッシ、厚手のカーテンなどで静かな環境をつくる工夫をしましょう。図書館ほどの静けさ(40dB以下)が理想ですが、静かすぎるとかえって緊張してしまうこともあります。お気に入りの音楽を聴いてリラックスするのもおすすめです。寝る前のおすすめは川のせせらぎなど自然界のゆらぎが含まれた静かでゆったりしたヒーリング音楽です。睡眠中は睡眠の質を悪化させる原因にもなるので、タイマー等で音楽が止まるようにしておきましょう。
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Q.睡眠環境の最適な温度と湿度は?
A.睡眠環境の温度で意識したい場所は2つあります。一つは寝室。もう一つはおふとんに包まれた人が入る小さな空間(寝床内)です。人は、ほぼ裸で何も寝具を用いないで眠る場合には、29℃の室温で眠るのが最も睡眠が安定するとされていますが、日本には移り変わる季節があり、それぞれの季節で外気温は大きく変わります。寝室も外気温に影響されて季節ごとに室温が変化し、眠っている間にもお部屋の温度はどんどん変わっていきます。睡眠を行う寝室の環境の室温として許容されるのは夏季で28℃以下、冬季で10℃以上となります。それでも18℃の幅がありますので、季節と寝室に合わせた寝具と寝衣を選んで、もう一つの環境であるおふとんの中(寝床内)を快適な温度に保つことが大切です。お布団の中の快適な温度は、33±1℃。この温度をいかに実現して維持するかが「いい眠り」の大きなポイントです。湿度に関しては、どの温度域に対しても50%RH程度がいいです。ジメジメした梅雨時や、乾燥しやすい冬場などそれぞれに合わせた対策も必要です。
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Q.就寝時の光について
A.光については、光を浴びると脳は活性化され、体内時計にも影響すると言われています。そのため入眠の際には遮光カーテンや雨戸などを利用し、光を遮断する必要があります。どうしても、眠る前に携帯などを触ってしまいがちですが、眠る前に刺激の強い光を浴びることにより、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制してしまいます。それにより、深い眠りから遠ざかり、十分に成長ホルモンが分泌されないことや、よく寝た気がしないといった状態になります。また、SNSなどのさまざまな情報が刺激となり、脳を覚醒させてしまうことも考えられます。寝る30分~1時間前には、テレビや携帯は側におきましょう!
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Q.カバー類などの洗濯頻度は?
A.布団カバーは1週間に1回、枕カバーは2日に1回のお洗濯をおすすめしております。寝具を汚れから守る役割と、長時間肌に触れているカバーだからこそ、いつも清潔にしておきたいものです。洗濯の際は表裏をひっくり返しておくと、洗濯による色落ちなどが防げ、干したとき、日光による生地の日焼けが防げます。
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Q.夕食は何時まで摂ればいいの?
A.夕食は眠る3時間前までにとるのが理想的です。就寝直前に食べると、胃の消化活動で深部の体温が上がってしまい眠気を遠ざけてしまいます。ですから、3時間前を過ぎてしまうようなら、うどん・スープ・ヨーグルトなど消化に良いものを食べましょう。また、お腹が空いていると脳が覚醒してしまうので、きちんと適量を召し上がってくださいね。
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Q.運動は夜何時までに終えるといいの?
A.運動は19時ごろがベスト!適度に体が疲れていないとなかなか寝つけないので、30分程度の運動をオススメします。19時ごろは体温が一番高い時間帯で、覚醒度が高く筋肉が良く動きます。この時間帯に運動することで、ストンと眠りやすくなります。また、21時以降の激しい運動はNG。体をほぐすストレッチ程度におさめてください。
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Q.入浴は眠る何時間前に入ればいいの?
A.夕食が終わったら入浴をしましょう。だいたい眠る1時間~1時間半前くらいに入るのがベスト。38〜40℃のぬるめのお湯で入浴すると、寝つきが良くなります。
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Q.睡眠と美容の関係とは?
A.そもそも、なぜ質の良い睡眠が美容にも良い影響を与えるのでしょうか。それは睡眠中に分泌される「成長ホルモン」や「メラトニン」に関係があります。メラトニンは体内時計のリズムを司り、睡眠を促してカラダを休ませることができます。つまり、良質な睡眠をもたらす効果がある、ということ。このメラトニンをきちんと分泌させることによって、新陳代謝を促し日中に浴びた紫外線や外気などから受けるダメージを修復させる、成長ホルモンの分泌を促進できます。これらの恩恵をきちんと得るためには、眠りはじめの3時間に深い睡眠をとることがカギ。眠る前の準備をしっかり整えていくことが「美容睡眠」の第一歩になります。
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Q.良い睡眠をとるための入眠儀式とは?
A.「刺激」は睡眠の大敵!眠る前は、激しい運動・食べすぎ・飲みすぎ・神経を昂らせる本や映画などは禁物です。夕食は、胃腸の働きを考慮し、就寝の3時間前までに済ませるのがベスト。また、メラトニンは明るい光によって分泌が抑制されてしまうので、室内を暗くし、スマートフォンやPCの画面も極力見ないようにすることが大切です。代わりに癒される音楽を聴いたり、ストレッチ・ヨガ・瞑想などをしたりして、カラダと脳をクールダウンさせましょう。
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Q.どんなパジャマが良いの?
A.眠りはじめの3時間を深く眠るには、カラダをストレスフリーな状態に保つことが重要!そのために、パジャマは締めつけを感じないゆったりしたサイズ感のものをチョイスしてみてください。また、肌触りの良いものでリラックスするのも大切。シルクや綿、ガーゼなどがオススメです。なるべくルームウェアやスウェットなどは避け、眠るための仕様になっているパジャマに着替えてから眠りましょう。
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Q.就寝時のおすすめの香りは?
A.嗅覚は睡眠と関わりの深い感覚です。好みの香りを香ると、自律神経の切り替えが促され、心身がリラックスし上質な睡眠につながります。アロマやピローミスト、ルームスプレー、ボディクリームなど、取り入れやすい方法で香りを活用してみてください。【オススメの香り】就寝前のリラックスには…ラベンダー、オレンジスイート、ローズ、カモミールなど起床時のリフレッシュには…レモン、グレープフルーツ、ペパーミント、ユーカリなど。
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Q.その枕で大丈夫?
A.枕が合わないと、寝ているときの姿勢が崩れるため、肩がこったり首すじに痛みを覚えてしまうことがあります。また、枕が合わないことでぐっすり眠れず、疲れが取れなかったり、肌の回復に影響が出たりするおそれもあります。自分に合った枕を選ぶコツは、「まっすぐ立ったときの姿勢をそのまま横に倒した状態を寝ている間も保てる」こと。
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Q.睡眠でクマ・くすみを撃退する方法とは?
A.クマができる原因は、寝不足や目の疲れなどさまざまですが、目の周りに老廃物が溜まっていることが考えられます。蒸しタオル(熱いお湯で絞るだけでもOKです)で目の周りを温めて血行を促進するとクマ軽減に効果的です。目元を温めることはリラックスをもたらし、入眠をスムーズにするためにもおすすめです。また、グッスリ眠ることで、顔色が明るくなりくすみもオフ。透明感のある若々しい肌に見せてくれます。
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Q.睡眠と肥満の関係性は?
A.一生懸命食事制限をしているのに、なかなか痩せないとお悩みの方は、睡眠不足が影響している可能性もありますよ。質の良い睡眠が足りていないと食欲を増進させるホルモンが増加し、食べ過ぎの原因になるおそれがあります。また、ストレスによるムダ食いを誘発してしまうことにもつながります。質の良い睡眠を得るためには、おやすみ前にリラックスして過ごすことが大切。アロマを焚く、ヨガやストレッチをする、照明にこだわるなど、自分なりのリラックス法を見つけて、眠り美人を目指しましょう。