羽毛ふとんのお手入れ
ふとんカバーを洗濯
人間が寝ている間にかく汗の量は、コップ1杯分と言われています。使用中の汗や皮脂などの汚れが付着したりフケや埃が付くこともあります。これらの汚れはダニやカビのエサになりますので、定期的にふとんカバーを洗濯しましょう。
- ●カバー内に埃などが溜まりますので、時々はひっくり返し裏側を表に出して洗濯してください
- ●ファスナーを閉じて洗濯してください
干し方
- Step1
- 部屋を換気する
- Step2
- ふとん1マス分を手で押し、中の空気を押し出す
- Step3
- 中の空気を入れ替える
- Step4
- Step2と3を数回繰り返すことで徐々に臭いが軽減します
- ●頻度は月に1〜2回
- ●天気のよい乾燥した日を選ぶ
- ●直射日光に当てて干す場合は、ふとんがわの痛みや汚れを防ぐために必ずカバーで覆う
(日常的に干す場合は、陰干しがおすすめ) - ●時間は、午前10時〜午後3時の間で、裏表をそれぞれ約1時間ずつ干す
- ●干す際に、強くたたかない (ふとんがわや、中の羽毛を痛めてしまうため)
収納
羽毛ふとんを使用しないシーズンになったら、正しい方法で収納しましょう。
- ●一度、干すなどして乾燥させてから、カバーを外し、湿気の少ない場所に保管してください
- ●上に重いものは乗せずに保管してください
- ●ダニやカビを防ぐため、使わない間でも、干すなどして乾燥してください
また、保管場所も乾燥してください
まくらのお手入れ
まくらカバーを洗濯
直接肌に触れるので、出来れば毎日洗いたいものです。肌触りはもちろん洗濯や着脱のしやすさなど、ご自身に合ったカバーを選んでください。
丸洗い
まくら自体が洗濯できるかどうか、また、洗濯できる場合の洗い方は、商品ごとに異なります。洗う前に必ず洗濯表示を確認し、注意事項を守って洗濯しましょう。
- ●まくらが完全に乾いたことを確認してから使う
- ●取扱表示を確認しましょう
- ●洗濯機で洗える表示があっても、ご使用の洗濯機の容量や機種によっては洗えない場合があります。洗濯機の取扱説明書を確認してください
干す(乾燥)
どんな素材のまくらでも、湿気には注意が必要です。ふとんと同様干すなどして乾燥しましょう。高さ調整が出来るまくらの場合は干したあとに調整すると良いでしょう。オーダーメイドまくらの場合は購入店に相談してください。
ウレタンフォームマットレスの
お手入れ
乾燥
ウレタンフォームは湿気を帯びるとへたりが促進されたり、カビの原因にもなるので乾燥させることが大切です。日常的にはマットレスや掛けふとんなどに湿気が帯びないよう、起床後はすぐにベッドメイキングやふとんの上げ下ろしはせず、掛けふとんをめくり湿気を放出させましょう。晴れて乾燥した日には窓を開けて室内の空気を入れ替えると、より効果が高まります。また、マットレスは敷きっぱなしにすると特に裏面に湿気がこもります。マットレスは壁に立てかけるなどして、風をあててしっかり乾燥しましょう。
洗濯
マットレスに掛けるシーツ類は、直接肌に触れるため、寝ている間に汗や皮脂が付着しています。汚れは時間がたつと落ちにくくなります。週に1〜2回ほど洗濯し、時々は裏返して洗濯し、カバー内に溜まった埃などを除去しましょう。特に、春夏は寝汗の量も多いため、洗濯頻度を増やすのもおすすめです。洗濯する時はファスナーは閉じてください。
掃除機
普段はシーツで覆われているマットレスですが、その表面には皮脂やほこり、さらにはダニの死骸などの汚れが溜まっています。そのため、シーツを取り外した上で、月に1回はマットレスの表面に掃除機をかけましょう。また、ふとんの両面には片面約5分ずつ、ゆっくりと掃除機をかけます。これにより、ダニや死骸などを取り除くことが出来ます。完全に除去する事はできませんが増殖を抑える効果があります。また、ふとんだけでなく、寝室の床やベッドの下などにも掃除機をかけ、部屋全体を換気して乾燥気味にするとより効果的です。
綿毛布のお手入れ
洗濯
汗や汚れが付着しやすい綿毛布は、こまめに洗濯することをおすすめします。洗濯表示を確認し、高水位で洗ってください。洗う際に柔軟剤を使用すると、やわらかな肌ざわりに仕上がります。また、タテ型の洗濯機をお使いの場合、市販のくず取りネットを使用すると、洗濯中に出た毛羽の再付着を防げるのでおすすめです。
ブラッシング
毛布を使用していると、毛足が乱れたりして、ゴワゴワしてくることや毛玉が発生することがあります。洗濯後は、洋服用のブラシなどを用いてやさしくブラッシングをしてあげると毛足が整い、やわらかな風合いが長持ちします。
シルク・ウール・カシミヤ毛布の
お手入れ
洗濯
シルク・ウール・カシミヤの毛布は、洗濯できるものとできないものがあります。まずは洗濯表示を確認し、洗濯できる場合は、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を使い、高水位で洗ってください。洗う際に柔軟剤を使用すると、やわらかな肌ざわりに仕上がります。また、タテ型の洗濯機をお使いの場合、市販のくず取りネットを使用すると、洗濯中に出た毛羽の再付着を防げるのでおすすめです。天然素材のため、濡れたり、湿気を帯びると独特の素材臭がすることがありますが、乾かしたり、干すことで臭いは徐々に無くなります。
ブラッシング
毛布を使用していると、毛足が乱れたりして、ゴワゴワしてくることや毛玉が発生することがあります。洗濯後は、洋服用のブラシなどを用いてやさしくブラッシングをしてあげると毛足が整い、やわらかな風合いが長持ちします。
保管
長期保管する場合は、防虫剤を毛布の上に入れることをおすすめします。
ポリエステル・アクリル毛布の
お手入れ
洗濯
洗う前に、洗濯表示を確認してください。また、洗濯機の容量によっては洗濯できない場合や、畳み方など注意点がありますので洗濯機の取扱説明書を確認してください。洗濯できる場合は、柔軟剤を使用することで静電気を防止し、やわらかな肌ざわりに仕上がります。また、タテ型の洗濯機をお使いの場合、市販のくず取りネットを使用すると、洗濯中に出た毛羽の再付着を防げるのでおすすめです。
タオルケットのお手入れ
洗濯
汗や汚れの付着しやすいタオルケットは、こまめに洗濯することをおすすめします。洗濯表示を確認の上、最初の数回は柔軟剤を入れずに洗濯してください。柔軟剤を使いすぎるとパイル(糸)が抜けやすくなったり、毛羽が出やすくなったりするので、柔軟剤の使いすぎには注意してください。また、タテ型の洗濯機をお使いの場合、市販のくず取りネットを使用すると、洗濯中に出た毛羽の再付着を防げるのでおすすめです。パイル(糸)が飛び出した場合は、引き抜かずに隣のパイルの高さに合わせてハサミでカットしてください。
タオルのお手入れ
洗濯
購入したタオルは、使用前に1度洗うことで生地が締まり、パイルが抜けにくくなります。洗濯をする時はたっぷりの水量を使うことで、タオルが傷みづらく長持ちします。ガーゼ素材やワッフル素材のタオルは、タンブル乾燥をすると縮みが目立つ恐れがあるため、自然乾燥がおすすめです。また、脱水後はすみやかに干してください。洗濯槽に放置されてしまうと、パイルがつぶれてしまい、もとの風合いに戻りにくくなります。干す前にタオルをパタパタと振ると寝ていたパイルが起き上がるので、ふわふわ感が持続します。パイル(糸)が飛び出した場合は、引き抜かずに隣のパイルの高さに合わせてハサミでカットしてください。
飛び出したパイル(糸)は、引き抜かずにまわりのパイルと高さを揃えてハサミでカットしてください。